■ DELF/DALF
資格概要 |
DELF ・ DALF とは DALF C1 を取得するとフランスの大学の学部に入学する際に義務づけられているフランス語能力評価試験が免除されます。また、フランスやフランス語圏及びヨーロッパの高等教育機関でも広く認可されつつあります。日本では、フランス政府給費留学生試験の一部が免除されています。
DELF(A1,A2,B1,B2) ・ DALF(C1,C2) という6つの新しいディプロム(証書)が、発行されます。各々のディプロムは、聞き取り・読解・文書作成・口頭表現の4つの能力が評価されます。複数のディプロムの併願も可能です。 |
受験資格 |
制限なし |
試験内容 |
【試験内容】
■DELF A1
●聞き取り
日常的な事柄に関する3、4つの録音された短いテキストを聴き、設問に答える。(約20分)
●読解
日常的な事柄に関する4、5つのテキストを読み、設問に答える。(30分)
●文書作成
試験は次の2要素から構成される。(30分)
・カードや申請書に記入する
・日常的な事柄に関して簡単な文章(葉書、メッセージ、説明文など)を作成する。
●口頭表現
試験は次の3要素から構成される。(準備10分/面接5?7分)
・試験官の質問に答える
・情報を交換する
・架空のシチュエーションを設定して会話を展開させる
■DELF A2
●聞き取り
日常的な事柄に関する3、4つの録音された短いテキストを聴き、設問に答える。(約25分)
●読解 日常的な事柄に関する4、5つのテキストを読み、設問に答える。(30分)
●文書作成 友人への手紙やメッセージといった短い文書を作成する。(30分)
・個人的な出来事や体験を記述
・招待状、お礼状、お詫びや依頼、案内やお祝いの手紙などの作成。
●口頭表現 試験は次の3要素から構成される。(準備10分/面接6?8分)
・試験官の質問に答える
・試験官の前で語る
・試験官との対話
■DELF B1
●聞き取り
録音された3つのテキストを聴き、設問に答える。(約25分)
●読解
2つのテキストを読み、設問に答える。(35分)
・与えられた課題に対してテキストの中から必要な情報を取り出す
・一般的なテーマに関するテキストの内容を分析する
●文書作成 一般的なテーマ(エッセイ・手紙・新聞記事等)に関して個人的見解を表現する。(45分)
●口頭表現
試験は次の3要素から構成される。(準備10分/面接約15分)
・試験官の質問に答える
・試験官との対話
・与えられたテキストについての見解の表現
■DELF B2
●
聞き取り
録音された2つのテキストを聴き、設問に答える。(約30分)
・インタビュー、ニュース番組等
・解説、講演、スピーチ、ドキュメンタリー番組、ラジオ・テレビ放送など
●読解 2つのテキストを読み、設問に答える。(1時間)
・フランスもしくはフランス語圏に関する情報提供を目的とするテキスト
・texte argumentatif (とある主題について論説しているテキスト)
●文書作成 自分の見解を論証する(討論・公式文書・論評を参照して)(1時間)
●口頭表現 与えられたテキストに関する見解の論証(準備30分/面接約20分)
■DALF C1
●聞き取り
録音された2つのテキストを聴き、設問に答える。(約40分)
・インタビュー、講義、講演といった8分程度のテキスト
・ニュースダイジェスト、世論調査、コマーシャルといった、ラジオ放送された複数の短いテキスト
●読解
文芸批評、社説といった、1500から2000語の思想文を読み、設問に答える。(50分)
●文書作成
試験は次の2要素から構成される。(2時間30分)
・合計1000語程度の複数のテキストについての総論の作成
・テキストの内容について論説する
●受験者はあらかじめ2つのテーマ(文芸・人文科学あるいは科学)から1つを選択する。
●口頭表現
複数のテキストについてのエクスポゼと試験管との討論。(準備1時間/面接30分)
受験者はあらかじめ2つのテーマ(文芸・人文科学あるいは科学)から1つを選択する。 |
試験日程 |
DELF / 5月〜6月・10月〜11月頃(年2回)
DALF / 5月〜6月頃 |
試験会場 |
札幌、仙台、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡 |
受験料 |
各デイプロム 10000円(税込) |
合格発表 |
約2ヶ月 |
補足情報 |
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ホームページ |
DELF DALF 2005
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お問合せ先
DELF・DALF試験管理センター 075-761-2105