■ 医師国家試験・予備試験

資格概要

基礎医学・臨床医学・社会医学などすべての医学関連科目が出題範囲である。また、科目ごとの試験ではなく、すべての科目を取り混ぜた総合問題形式である。それぞれの専門分野から選出された医師国家試験委員によって、考案され、出題される。個々の問題の難易よりも、出題範囲の広さから、世界的に見ても難度の高い試験となっている。4年に1度「医師国家試験出題基準」が出され、そこに挙がっている項目、疾患、症候等を基本として出題される。近年の全体の合格率は8割強。

受験資格

【医師国家試験】
1. 学校教育法に基づく大学において、医学の正規の課程を修めて卒業した者。

2. 医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後1 年以上の診療及び公衆衛生に関する実地修練を経た者。

3. 外国の医学校を卒業し、又は外国で医師免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有し、かつ、適当と認定したもの

4. 沖縄の復帰に伴う厚生省関係法令の適用の特別措置等に関する政令第17条第1項の規定により医師法の規定による医師免許を受けたものとみなされる者であって、厚生労働大臣が認定した者。

【医師国家予備試験】
外国の医学校卒業者又は、医師免許を得た者で、厚生大臣が認定した者。

試験内容

1. 内科
2. 外科
3. 小児科
4. 産婦人科
5. 精神科
6. 整形外科
7. 耳鼻咽喉科
8. 眼科
9. 泌尿器科
10. 皮膚科
11. 放射線科
12. 公衆衛生科

試験日程

2月中旬位の3日間

試験会場

札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、石川、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇

受験料

15,300円

合格発表

3月下旬頃

補足情報

ホームページ

厚生労働省



お問合せ先

厚生省健康政策局医事課試験免許室国家試験係 03-5253-1111