■ 技術士・技術士補

資格概要

技術士とは、「法定の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」をいう。

受験資格

一次試験
制限無し

二次試験
■技術士一次試験に合格後、技術士補に登録し、4年を超える期間技術士補としての実務経験者。 (大学院の期間を有する者は、2年間その期間を短縮することができます。)

■技術士一次試験に合格後、技術士補に登録することなく、科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者の監督のもとに当該業務に従事した期間が4年を超える者。 (大学院の期間を有する者は、2年間その期間を短縮することができます。)

■受験申込をする時点で、科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が技術士一次試験合格前の従事期間を含めて7年を超える者。(大学院の期間を有する者は2年間その期間を短縮することができます。)

試験内容

【1次試験】技術士補試験になるための試験


基礎科目:科学技術全般にわたる基礎知識に関するもの
適性科目:技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性に関するもの
共通科目:数学、物理学、化学、生物学、地学のうち受験者があらかじめ選択する2科目
専門科目:以下の1部門から選択。基礎・専門知識についての出題。
機械、船舶、航空・宇宙、電気・電子、化学、繊維、金属、資源工学、建設、水道、衛生工学、農業、森林、水産、経営工学、情報工学、応用理学、生物工学、環境、原子力・放射線部門

※指定された国家資格有資格者は共通科目が免除されます。


【2次試験】技術士になるための試験
筆記試験(総合技術管理部門以外)

必須科目:当該技術部門にわたる一般的専門的知識を問う問題 (一部択一式)
選択科目:
・専門とする事項について、専門知識の深さ、技術的体験及び応用能力を問う問題
・当該選択科目について、一般的専門知識を問う問題


●筆記試験(総合技術管理部門)

必須科目:安全管理に関する事項・?A社会環境との調和に関する事項・B経済性(品質・コスト・生産性)に関する事項・?C情報管理に関する事項・D人的資源管理に関する事項 (一部択一式)
選択科目:上記「総合技術監理部門以外」の技術部門の必須科目及び選択科目

※総合技術監理部門以外のいずれかの技術部門の第2次試験の合格者が、総合技術監理部門の合格している技術部門に対応する選択科目で受験する場合、試験科目のうち選択科目が免除される。

●口述試験
技術士としての適格性と高等の専門的応用能力

試験日程

一次試験 / 10月上旬頃
二次試験 / 8月上旬頃
二次試験(口述) / 12月上旬〜下旬頃

試験会場

一次試験・二次試験 / 札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇
二次試験(口述) / 東京

受験料

一次試験 / 11000円
二次試験 / 14000円

合格発表

補足情報

ホームページ

社団法人 日本技術士会



お問合せ先

(社)日本技術士会技術士試験センター 03-3459-1333